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実績で選ぶ日本語オンラインレッスン|IT企業における外国人エンジニアの日本語レベル別研修事例
2026年1月27日 公開

外国人エンジニアの採用が進む一方で、IT企業の現場では日本語によるコミュニケーション課題が顕在化しています。
業務指示が正確に伝わらない、会議で発言が少ない、任せられる業務に限りがあるなど、課題の内容は企業や人材の背景によって異なります。
本記事では、日本語オンラインスクールが過去に行った、IT企業の外国人社員向け日本語研修をご紹介します。導入背景、具体的な研修内容、そしてどのような成果が得られたのかを会話レベル、実例とともに見ていきましょう。
日本語オンラインスクール独自の会話レベル

日本語オンラインスクールでは指標として、独自の「会話レベル」を設定しています。
JLPT(日本語能力試験)などの試験に合格していたとしても、必ずしもそのレベルの日本語を運用できるわけではありません。
また、ビジネスシーンでは、日常会話以上のレベルが求められます。社内だけでなく、取引先とのやり取りが満足にできるかなど、より実務に合わせた日本語が必要になります。
そのため、「どれくらいのレベルの語彙や文法を使えるのか」「ビジネスシーンで日本語を使って何ができるのか」を可視化するために設けられたのがこの「会話レベル」です。
この「会話レベル」があることで、レッスン受講開始時から終了時までにどのくらい日本語での会話力が向上したかがわかります。
実例:中国 × ITエンジニア × JLPT N2
すでにN2を取得していたが…
ある中国人エンジニアの方は3年間独学で日本語を学習し、日本のIT企業に入社後、JLPT(日本語能力試験)N2を取得しました。
N2は「自然なスピードの日本語をある程度理解し、職場で日常的な会話ができる」レベルとされています。
しかし、実際の会話レベルは「4(N4レベル相当)」程度。
オンライン会議が多いものの、リスニング力が低いために内容が聞き取れず、同僚と業務の進め方について話していても齟齬が生じる場面が何度もありました。
また、尊敬語、謙譲語の違いをはっきり理解しておらず、使い分けができずに上司や先輩に指摘されることもあったそうです。
そんな中、レッスン開始から間もなく、新しく担当する取引先が決まり、直接やり取りをするようになったため、より日本語での会話力が求められることになりました。
正しく敬語を使って、取引先に失礼のないように会話できるか。メールは正しく書けるか。電話対応できるか。自社のサービスについて適切に取引先に説明できるか。
課題は山積みでしたが、敬語とIT関係の日本語を中心に学習を進めていくことになりました。
課題だった会話力の向上
レッスンは約8カ月、計32回実施されました。
講師が最後に行う会話レベルのチェックでは、当初4程度だった会話レベルが5に上がり、業務では、先輩にフォローしてもらう場面も少しありましたが、担当する取引先とのやり取りをほとんど一人でできるようになりました。
リスニング力が低く、苦手だった電話も、出入国管理局に電話し、ビザの更新について日本語で問い合わせできるまでになったのです。
また、語彙力が向上し、ゆっくりではあるが、きちんとした文で話すことができるようになるなど、会話の質も上がりました。
受講生ご本人も「会話に自信が持てるようになった」とおっしゃっており、レッスンにご満足いただけたことが伺えます。
『しごとの日本語 IT業務編』を採用
課題を克服するため、オリジナルの敬語教材とアルク出版の『しごとの日本語 IT業務編』を使用した1時間のレッスンを週に1回実施。
日常会話で使われる敬語だけでなく、ビジネスで使う丁寧な言い方なども学習し、徐々に使える語彙も増えました。
また、テキストに頼ったレッスンだけではなく、時事問題についての会話やフリートークを、敬語を使いながらすることで敬語に慣れ、ビジネスシーンでの会話力を鍛えていきました。
宿題もただの「筆記問題」ではなく、Webニュースの音読と要約など、こちらも会話力の向上と実務に活きるものでした。
事例:六元素情報システム様 中国籍のSE・PMを対象に
本事例は、ITシステムの設計・開発を手がける六元素情報システム株式会社における、外国人社員向けオンライン日本語研修の導入事例です。
導入理由
中国籍のSE・PMを中心とした受講生に対して、 業務で使えるコミュニケーション力にフォーカスした 実務対応型カスタマイズレッスンを実施しました。
導入効果
受講前後で発音・文法・敬語の基礎から、 担当プロジェクトの説明・提案まで一人で対応できるレベルまで成長し、 学習効果の客観的把握が可能な進捗チェックによって成果を可視化しています。
受講前後で発音・文法・敬語の基礎から、 担当プロジェクトの説明・提案まで一人で対応できるレベルまで成長し、 学習効果の客観的把握が可能な進捗チェックによって成果を可視化しています。
短期間での語学力向上と受講生満足度の高さにより、 他部署・全社への展開も進んでおり、 今後はより幅広い層へのレベル別研修導入が予定されています。
https://nihongo-jinzai.com/zireis/zirei-rokugenso/
事例:シグナルベース様 ミャンマー国籍のSEを対象に
本事例は、シグナルベース株式会社における 外国人社員向けオンライン日本語研修の導入事例です。
導入理由
シグナルベース様では、テレワーク中心の業務環境において 日本語を使う機会が少ない中でも、 ビジネスシーンで自信を持ってコミュニケーションできる力を育成することを目的に 日本語オンラインスクールを導入いただきました。
導入効果
マンツーマンのオンラインレッスン形式により、 発音・文法・語彙力の改善とともに、 社内外でのコミュニケーションのスムーズさが向上。 社員のビジネス日本語力が着実に伸びたことで、 実務での自信と積極性の向上にもつながっています。
今後も、社員一人ひとりの日本語スキルを継続的に伸ばすための さらなるサポートを期待いただいています。
https://nihongo-jinzai.com/zireis/zirei-signal/
事例:外資系ITコンサル企業における 80名規模|受講管理と達成率を重視した設計
本事例は、外資系大手ITコンサルティング企業において 80名規模で実施したオンライン日本語研修の導入事例です。
本研修では、個々の日本語力に合わせたレッスン提供に加え、 全受講生の進捗管理・安定運用・受講達成率を重視した 研修設計を実施しました。 管理画面による受講状況の可視化、定期的な進捗確認、 未受講者へのフォロー体制を整えることで、 大規模研修でも安定的な運用を実現しています。
その結果、全体の受講達成率は83%となり、 クライアント企業からも 「受講が着実に進み、研修として十分に機能している」 という高い評価をいただきました。
https://nihongo-jinzai.com/column-page/column107/
[データ]外国人社員の日本語会話力は、どのくらいの期間で伸びるのか
本グラフは、累計1,000名以上の外国人社員の受講データをもとにした日本語会話レベル4から7までの平均的な成長推移を示しています。当社の少人数制オンライン研修では、約6ヶ月で1レベルの会話力向上が見られています。※成長スピードは受講頻度・復習時間・業務での使用量により異なります。

上記のグラフは、会話レベル4から7を目指した場合の平均的な成長イメージを示したものです。
実際には、受講生の現在の日本語レベルや、業務で求められる日本語力によって、最適な研修設計は異なります。
貴社の外国人社員は、どのレベルから、どこまでの成長を目指しますか?
各レベル別のビジネス現場でできること、実際の日本語会話力(実際の受講生の動画あり)については、こちらのページにまとめておりますのでご覧ください。https://nihongo-jinzai.com/service/
現状レベルのチェックを含め、貴社の目標や受講生の状況に合わせた日本語研修プランをご提案しております。
