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導入事例のご紹介
外国人SEの日本語レベル向上が重要課題
業種:ITシステムの設計・開発
企業規模:480名
インタビュー先:管理部 陳様・徐様
URL: https://www.rgsis.com
事業内容 御社の事業内容を教えてください。
日本・長春・大連の三拠点の総合力で顧客の信頼に応える六元素情報システムは、日本・中国拠点一体となった高品質なITシステムの設計・開発サービスを提供しています。
2012年創業以来、金融業務での開発をメインに、顧客より、高度な技術力・品質管理力において高い評価を受けており、8年間にわたりグループ全体で約500名の体制を構築。
また、システム開発のみならず、有望な技術にいち早く取り組み、将来性ある事業の開拓に注力している。クラウド、RPA、Salesforce、AI、ロボットをはじめとした最先端分野で、社会や日本企業が直面しているさまざまな課題を解決するためのイノベーティブな事業を推進しています。
今回は、実際にご担当窓口として導入・運用をいただいている管理部の陳様、徐様にお話を伺いました。
課題 これまでどのような課題を抱えておられましたか?
当社には中国籍のSEが多数、在籍しており、日本語レベルの向上が重要なテーマでした。
日本本社では、上流設計をメインに行っており、日本企業のパートナー、お客様との打合せなどやり取りも多いことや、また、お客様先常駐でのシステム開発も多く、現場での日本人メンバーとの間に、認識齟齬が出ないよう適切なコミュニケーションが求められます。
そのため、ただの一般的な日本語を教えるだけの学校では実務にどれだけ役に立つかが曖昧でしたので、実務、業務で、使えるコミュニケーション力を身に付けることを目的とし、日本語研修を探していました。
導入理由 日本語オンラインスクールを選んだ理由を教えていただけますか?
ご依頼した経緯は、2点あります。1つ目は、オンラインであることです。業務の関係上、複数名の社員を決まった時間に会議室に集まってもらい、受講することができませんでした。社員は、日中帯は、お客様先に常駐して開発プロジェクトに参画することも多く、日中帯の時間帯では受講ができない、また、プロジェクトによって、受講の時間が合わないことが想定されました。そのため、19時以降の時間帯や週末での受講、社員ごとに、時間調整が可能な小人数クラスでのオンライン型の受講の検討をしていました。日本語オンラインスクールさんでは、柔軟に調整してくれそうでしたので、社員も受講しやすいと感じました。
2つ目は、当社の事業内容の特徴に合わせレッスン内容をカスタマイズしてくれることです。
日本語能力試験であるJLPTでは、N2やN1レベルが取得できても、実務で必要となる会話力、コミュニケーション力が弱いと感じていました。
日本語オンラインスクールでは、ビジネス現場で必要とされる会話力を伸ばすことに重きを置き、そのために必要な適切なテキストを使ってくれたり、社員自身が担当しているプロジェクト内容に、近いテーマを扱ってくれます。このような当社の実務で必要とされる内容に寄せて、カスタマイズしてくれる対応やスクールとしての姿勢が、他の日本語研修を提供しているサービスには無い部分でしたので、とても魅力的だと感じました。
導入効果 導入してみてどのような効果がありましたか?
初めての導入でしたので、学習効果の検証を兼ね、~6ヶ月間ほどの期間で、まずは2名から受講開始しました。
元々は、日本語の発音や文法ミスも多く、敬語もあまり使えず、これまではお客様との打合せを任せられなかったレベルだったのですが、今では、会議に参加して、プロジェクトの説明や提案が1人でもできるようになっています。
正直、期待以上に、短期間で上達したので、驚いていますし、社員の満足度も高かったです。その結果、他の事業部でも導入が進み、受講生が増え、昨年は計10名程度、受講しました。
また、これまでも研修によって、どのくらい伸びたのかが分かりづらく、学習効果に疑問を持っていましたが、導入時も、事前に受講生のレベルやニーズのチェックを行い、中間時、最終時も学習効果のチェックをしてくれるので、進捗を客観的に、把握することができています。しっかり結果を出してくれているので、安心して任せられています。
期待 今後さらに日本語オンラインスクールに期待することはありますか?
昨年は、事業部単位で、導入していましたが、今年から、全社に導入予定です。
受講第1期・2期・3期に分け、各期で10名ずつの受講を予定しており、今年は合計で30名の受講を考えています。
入社1~3年目のSEレベル、4年以上のSEレベル、PMレベル、の3つの業務レベルにわけ、各レベルに適切な日本語研修プログラムを用意いただき、進めようと思っています。
日本語オンラインスクールさんと一緒に、重要テーマである全体の日本語レベルの底上げをしていきたいと思っています。