代表者コラム
日本語オンラインスクール > 代表者コラム > 大手ITコンサル企業、80名の外国人従業員向けオンライン日本語研修導入事例
大手ITコンサル企業、80名の外国人従業員向けオンライン日本語研修導入事例
2024年12月9日 公開
外国人社員が増える中で、彼らの日本語力の向上は企業にとって重要な課題です。今回は、当社が提供するオンライン日本語研修サービスを実際に導入した大手外資系ITコンサルティング企業の事例を紹介します。
導入企業の背景と課題
クライアント様は、外国人採用を積極的に進める大手外資系ITコンサルティング企業です。同社では、業界トップクラスの優秀な外国人材を採用していますが、日本語力の不足が課題となっていました。
特に、語学力不足が原因で以下のような状況が発生していました。
- 日本人社員とのコミュニケーションがスムーズに進まず、業務効率が低下。
- クライアント先での打ち合わせやプレゼンテーションに自信が持てない。
- 本来持つ専門スキルを十分に発揮できない。
この課題を解決するため、日本語力の底上げを目指し、当社のオンライン日本語研修の導入をご相談いただきました。
当社が提案したプログラムの概要
クライアント様には以下のプログラムを提案しました。
受講プラン概要
- 受講者数:80名
- 受講期間:8ヶ月間(12月2日~7月31日)
- レッスン回数:30回/1名
- 対象レベル:N5?N2レベル
- 受講形式:自由予約制、オンライン(Microsoft Teams使用)
- 実施時間帯:平日の業務開始前または業務終了後
受講者の選抜は、社内で外国籍社員を対象に募集をかけ、一定の日本語力基準を満たしていない社員を対象にしました。
オンライン日本語研修で目指す目的について
当社のオンライン日本語研修を受講することでの目的を以下に設定しました。
1. コミュニケーションの向上
- 日本人社員との会話がスムーズになり、プロジェクトの進行が効率化。
- クライアント先でのプレゼンテーションやミーティングでも自信を持って発言できるようになった。
2. 社員のモチベーション向上
- 日本語力の向上に伴い、自身のキャリア成長に対する意識が高まった。
- 日本語学習が日々の業務と直結していることを実感したことで、学習意欲が維持された。
3. 業務効率の改善
- 語学力が業務のハードルにならなくなり、社員が本来のスキルを発揮できるように。
レッスンカリキュラム
利用するテキスト
運用スケジュールとルール設計
<運用スケジュール>
- 9月:組織が受講対象者を選抜しリストアップ。
- 10月下旬:受講希望者にアナウンスを実施。
- 11月:受講希望の確認、レベルチェックテストを実施。
- 12月2日:研修開始。
<学習ルールと進捗管理>
- 各レッスンごとに宿題(最大2時間分)を必須とし、講師が進捗を管理。
- レッスン冒頭では宿題の不明点を解決する時間を設け、受講者がつまずかないようフォローアップ。
- 講師は毎回、「レッスン内容・宿題範囲・課題点」の記録を残し、研修全体の一貫性を確保。
<修了要件とペナルティ>
説明会で以下の条件を明確に説明しました
- 出席率90%以上、事前・事後テストの受験が必須。
- 終了要件を満たさない場合、以下のペナルティを適用
- レッスン費用の半額を自己負担。
- 翌年の語学トレーニング対象外。
実際のレッスン予約イメージ(当社の予約システムの画面になります)
予約方法について:2パターン
(1)講師から選ぶ
(2)スケジュールから選ぶ
管理者画面での受講状況確認について
受講生ごとにレッスン実施数、キャンセル数など、受講状況の把握に必要な情報を一覧化しています。これにより出席率を把握することも可能です。
※予約システムの詳細につきましては以下動画でも確認が可能です。
まとめ
本事例は、大手ITコンサル企業様の外国人従業員向けのオンライン日本語研修の導入までを紹介させていただきました。外国人社員が多数在籍する企業において、日本語力の底上げは単なるスキルアップにとどまりません。それは、チームの生産性向上、クライアントとの信頼関係の構築、そして社員のモチベーション向上につながる重要な投資です。
弊社では本事例のように受講人数が多めの研修導入でも独自のシステムや研修フローのサービス提供が可能でございますので、ぜひ大人数での日本語研修導入をお考えの際は、当社までお問い合わせをいただけますと幸いです。
【日本語オンラインスクール:無料相談受付中】
https://nihongo-jinzai.com/contact/