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外国人の日本語研修はオンラインと対面型のどちらが良いか?

2023年5月31日 公開

この記事ではオンラインでの日本語研修と対面型(スクール型)の日本語研修のどちらを選ぶべきか迷っている方のために、両者の特徴やメリット、デメリットを紹介していきます。

オンライン型と対面型(スクール型)の日本語研修の比較

オンライン日本語研修とスクール日本語研修の代表的な特徴を比較して表にまとめると、下記のようになります。

オンライン型

対面型(スクール型)

レッスン内容

・受講生に合わせてカスタマイズ可能

・固定のカリキュラムが殆ど

レッスンスケジュール

・受講生に合わせてカスタマイズ可能

・受講日時が固定

レッスン可能時間帯

・平日の日中帯
・平日夜(18時~21時)
・土日祝日

・平日の日中帯
・平日夜(18時~21時)
・土曜

レッスン形式

マンツーマンがメイン
※グループレッスンを提供するサービスもあり

グループレッスン/マンツーマン
※マンツーマンの場合は価格が高い

料金

1時間あたり4200円
※日本語オンラインスクールの場合

月のコマ数によって数万円以上

次は対面型の日本語研修と比較した際のオンライン日本語研修のメリット・デメリットについて簡単にご紹介します。

対面型の日本語研修と比較した時のメリットは

オンライン日本語研修が対面型の日本語研修と比較した際に特に優れていると言えるポイントは下記となります。

1.価格が安い
2.時間や場所を選ばずにレッスンが受けられる

それぞれの詳細について簡単にご説明します。

1.価格が安い

対面型と比較した際のオンライン日本語研修の最大の魅力は、何と言っても価格面です。オンライン日本語研修の相場としては、1時間あたり4200円~7500円となっており、一方でスクールに通学する場合、交通費や入学金、毎月の月謝が数万円以上かかるため、価格面で見ると断然オンライン日本語研修のほうがお得であることが分かります。

2.時間や場所を選ばずにレッスンが受けられる

オンライン日本語研修のもう一つの魅力は、時間や場所を選ばないという点です。日本語研修のスクールに通学する場合、レッスンの曜日や時間を固定するのが一般的ですが、オンライン日本語研修であれば気が向いたときにいつでもどこでもスマホやタブレット、PCなど自分の好きなデバイスでレッスンを受けることが可能です。また、通学にかかる時間もないため、より効率的に時間を活用することができます。毎週固定で時間を確保するのが難しい方にとってはとても有益な受講方法だと言えます。

対面型の日本語研修と比較した時のデメリットは

オンライン日本語研修には様々なメリットがある一方で、対面型の日本語研修と比較した際のデメリットも存在しています。ここでは代表的なデメリットをご紹介します。

1.日本語研修の仲間を作りづらい
2.強制力がないためモチベーションを維持しづらい
3.リアルな日本語研修とオンライン日本語研修はやはり違う

それぞれのポイントについて簡単にご説明します。

1.日本語研修の仲間を作りづらい

日本語研修の教室に通学する場合、グループレッスンを受講すれば自然と自分と同じように日本語を学習している仲間と知り合うことができます。日本語学習は継続が非常に重要ですが、仲間の存在はモチベーションを維持しながら学習を継続する上で支えとなってくれることもあります。お互いに刺激を与えあえる仲間と知り合える可能性があるという点は対面型(スクール)のメリットだと言えます。

オンライン日本語研修では、多くの場合は講師と自分とのマンツーマンレッスンとなりますので、なかなか他のユーザーと知り合う機会はありません。

一人で孤独に日本語学習に向き合うのはなかなか大変ですので、オンライン日本語研修を利用して継続的に語学学習を続けたいという方は、そうしたオフラインでの交流機会を提供してくれる会社のサービスや、グループレッスンを提供しているサービスを利用するのも一つの手です。

2.対面形式よりも受講の強制力が弱いためモチベーションを維持しづらい

上記につながりますが、オンライン日本語研修は「いつでもどこでも自由にレッスンを受けられる」という気軽さがある半面で、「レッスンを受けなくても直接誰からも何も言われない」というデメリットもあります。日本語学習には一定の強制力があったほうが短期間で成果が上がりやすい側面もありますので、モチベーションの維持が困難だと感じる外国人社員には、いかに自身の学習サイクルに強制力を持たせるか、という点をしっかりとフォローする事が大切です。また、メンター制度を取り入れることも有効です。

メンター制度の導入により、モチベーションが上がるケースは多くあります。多くの場合、採用担当者が採用までは丁寧にサポートしますが、現場に入ってからは、その場での責任者の指示に従って動くことになると思います。そうなった時に起こりがちなのが、相談できる相手がいなくなってしまうことです。

働き始めてすぐは、不安やわからないことが多いはずですが、誰に聞いたらいいのか分からずに困ってしまうことも多いです。そのため、メンターとして、1人担当者をつけることにより、何かあったらその人に聞けば良い、というルールが出来ます。それだけでも安心感がある上に、しっかりと業務をチェックできるため評価もしやすく、お互いに仕事がスムーズに進みます。

また、メンターは、直属の上司ではなく、年齢の近い先輩社員や社歴が近い社員が担当するので、仕事以外の些細なことでも相談ができるため、仕事だけでなく生活面でのサポートにつながることも多くあります。職場内に理解者がいることは大きなモチベーション向上に繋がりますので、ぜひ試してみてください。

関連記事:外国人社員のモチベーションが上がらない理由と解決策について

3.リアルな日本語研修とオンライン日本語研修はやはり違う

オンライン日本語研修は日本語研修力を身につける上でとても便利なサービスであることは間違いありませんが、あくまで「オンライン」での会話だという点には留意する必要があります。たとえビデオ通話でレッスンを受けたとしても、マイク越し、カメラ越しに聞こえてくる英語と、実際にリアルな場面で相手と対面しながらの日本語研修ではやはり感覚が異なるのです。

リアルな場面では、相手の細かい表情や身振り手振り、仕草なども見ながらより臨場感のあるコミュニケーションをとることが求められますし、会話の最中に周囲の雑音が聞こえることも日常茶飯事です。こうしたリアルな場面での日本語研修と、常に静かな部屋で相手の講師の発言だけに集中できる環境での日本語研修とは全く異なります。

オフラインでの日本語研修コミュニケーション力を身につけるためには、やはりオフラインでの日本語研修経験を重ねるしかありません。オンライン日本語研修はあくまでプラクティス(練習)の場であって、実践力を磨ける場ではないという点は意識しておく必要があります。

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