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製造業で働くベトナム人スタッフの日本語オンラインレッスン

2022年8月15日 公開

こんにちは。日本語オンラインスクール講師の星野です。この度、製造業で働くベトナム人材の1年間の日本語オンラインレッスンが終了したので、成果報告を記事にまとめました。

今回日本語オンラインレッスンを行った受講生について

N4取得済みの、ベトナム人技能実習生2名に日本語オンラインレッスンを行いました。
当初の課題として、JLPTはN4を取得しておりましたが会話レベルチェックをしたところN5相当のレベルしかなく、社内コミュニケーションが難しいという事でレッスンを受講頂きました。
受講形態としては、マンツーマンでトータル75時間の日本語オンラインレッスンを1年間かけて指導させていただきました。

日本語オンラインレッスンを終えて

約1年間の日本語オンラインレッスンを終えて、当初N5レベルの会話力しかなかった受講生が、N3相当の会話レベルにまで成長しました。
N3レベルというと、ネイティブの日常会話を理解出来るレベルとなっており、社内での日本人との会話に問題がないレベルとなります。
N3の模擬試験も合格率が70%、リスニング得点率についても70%と非常に高いスコアを出しており、JLPT試験を受けていただく予定となります。

なぜ1年間もモチベーションを保つことが出来たのか

今回レッスンをさせていただいた受講生は、当初半年50時間のコースでお申込み頂いておりましたが、その後追加で半年25時間の受講希望を頂きました。
今回で、日本語オンラインスクールのレッスンは終了となりますが、今後もボランティアの日本語教師を利用して、更なる日本語能力アップをする予定とのことです。
それでは、なぜ1年間もモチベーションを保ちながら、本業に加えて日本語学習を行うことが出来たのでしょうか。
それは、「社内で日本人社員が日本語でコミュニケーションを取った点」と「日本語レベルが上がった後の明確なビジョンが社内で共有されていた」点にあると考えております。

もちろん、我々講師陣も生徒のモチベーション管理を行っておりますが、圧倒的な成果を出すためには、企業様の協力も欠かせません。
外国人材は一日の大半を職場で過ごすので、社内で日本語でコミュニケーションが取れる環境があることは非常に重要な要素となります。

また、こちらの企業様はベトナム人スタッフに対して日本語学習で成果が出たら、多くの仕事を任せて給料もアップさせたいという思いを事前に伝えておりました。
そちらのビジョンが明確に伝えられていた点も、日本語を学習し続けるモチベーションに繋がっていたのではないかと思います。
今後も企業様のあらゆる課題を解決できるように、サポートさせていただきます。

この度は、ご受講頂きまして誠にありがとうございました。

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