外国人社員への日本語研修なら日本語オンラインスクールへ
日本語オンラインスクール

               お見積もり・ご相談

代表者コラム

日本語オンラインスクール > 代表者コラム > 建設業で働くベトナム人スタッフの日本語オンラインレッスン】

建設業で働くベトナム人スタッフの日本語オンラインレッスン

2022年7月25日 公開

こんにちは。日本語オンラインスクール講師の星野です。
この度、建設業で働くベトナム人材の6か月の日本語オンラインレッスンが終了したので、成果報告を記事にまとめました。

今回日本語オンラインレッスンを行った受講生について

N3取得済みのベトナム人スタッフ4名へ日本語オンラインレッスンを行いました。
受講の目的としては、一日の業務日報を日本語で分かりやすく書けるようになるためです。
N3取得済みではありましたが、実際のアウトプットのレベルとしてはN4レベルであり、短文でも文法の間違いが所々あるような状態でした。

日本語オンラインレッスンについて

日報メインということで、まずは短文で正確な日本語を書けるように、毎回の宿題で日記を書いてきてもらい、どこに間違いがあるのかを自分で気づいてもらうようなレッスンをひたすら行いました。
短文で簡潔で間違いのない日本語のアウトプットができるようになったら、次は適切な接続詞を使って文章を作る練習を行いました。
半年の受講を終えて、N2相当の語彙や文法を利用して発話及び文章が書けるようになり、目標を達成することが出来ました。

日本語オンラインレッスン中に受講生から辞めたいと連絡があったこともありました

授業を行っていた4名中1名の受講生から、もう受講の必要は無いと連絡がありました。
理由は、受講生ご自身としては「自分の日本語能力は高いから、日本語学習を行う必要はない」と感じていらっしゃったためです。
実際にN3以上のスコアを取られている方によくあることですが、自分の日本語能力を過大評価してしまうケースがあります。
連絡を受けて、すぐさま企業様へ報告をさせていただき、企業の担当者様より動機付けを行って頂きました。
また、私からは受講生が実際に日本語で話している様子を動画で撮って、ご自身で自分の日本語能力について評価をしていただきました。
結果として、自分の日本語レベルでどこが足りなかったのかを理解頂き、最後まで受講を受け続けて頂くことが出来ました。

最後まで日本語オンラインレッスンを続けていただく為の、当スクールの取り組み

今回のように、途中で授業を受ける必要はないと連絡があるケースは稀にあります。
このような事態は、日本語スクールを利用されたことがある企業様では経験があるのではないでしょうか。
そういった際に、当スクールでは二つのアプローチを行っております。
それは「企業担当者様へ即時一報を入れて、受講生とコミュニケーションを取っていただく」ことと、「講師陣から受講生へ対して適切なアプローチを行う」ということです。

今回は、ご自身の日本語能力に対して過大評価をしてしまっていた点にありましたので、プライドを傷つけない程度に客観的にご自身の日本語能力について判断をしていただくアプローチを行いました。
日本語学習を行う上で"継続率"は非常に重要なテーマとなります。
今後も、企業様が期待する外国人材に成長いただくサポートを行ってまいります。

TOPへ戻る