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研修を受けるだけでは外国人従業員のビジネス日本語力向上は難しい?

2023年4月15日 公開

外国人従業員にビジネス日本語研修を受講してもらったけどなかなか成果が出てこない。
そういった悩みを持つ企業様は少なくありません。
外国人従業員のビジネス日本語研修を開始した後、研修そのものだけで日本語能力の向上に期待するだけでは不十分です。
受講時から最低でも2、3ヶ月間は研修で学んだビジネス日本語を現場で生かせる様に現場の教育担当だけでなく、仕事に関わる上司や同僚側でも外国人従業員とのコミュニケーションのサポートで大切なことがあります。
この記事では研修開始後に、外国人従業員に対してのコミュニケーションで留意しておくべきことやサポートについて紹介をしていきます。

積極的に日本語で話しかけて日本語でアウトプットさせる機会を与える

ビジネス日本語研修で学んだ言葉も実際に業務中の会話の中で使わなければ、知識だけのものになってしまいます。 話のやり取りや理解に時間がかかって面倒なこともありますが、 外国人社員が分かるやさしい日本語で話しかけて、できるだけ外国人から日本語のアウトプットの機会が増えるよう仕向けると日本語力の向上が期待できます。

忍耐強く聞いて、間違いを恐れず積極的に話してもらえるよう勇気づける

間違いを恥ずかしがり、また通じないことを恐れてなかなか日本語で話さない外国人社員もいます。 彼らの日本語が分かりにくくても忍耐強く聞いて分かろうとする姿勢を見せると、彼ら彼女らからも話しかけるようになってきます。
さらに、あらゆる機会を捉えて積極的に日本語で話すよう奨励してください。特にテレワークなどでテキスト主体のコミュニケーションが中心になってしまうと、日本語を話すアウトプット力が向上しませんので、オンラインMTGで業務のやり取りの機会を増やしたり、上司であれば1on1を週次で実施するなど、言葉を話す場をたくさん創出する事が大事です。

日本人従業員と日本語で交流する場を多く設ける

あらゆる機会を捉えて日本語で話すようにとはいっても、 研修時以外は日本語を話す機会が少ないのが現状です。 特にテレワークでの勤務が多い場合は尚更です。日本人授業員との交流の場を多く設けて日本語で話す機会を作ってください。それが楽しく話しながら日本人と外国人が相互に理解し学べる機会が増えると仕事上での意思疎通もより円滑になることが期待できるでしょう。
同世代の日本人が研修生一人一人の生活や実地研修での相談役となり、本音で話し、 互いに学べるような体制が可能なら理想的です。

コミュニケーション時に注意すること

誤解を招く間違いなどは直す

発音や日本語の文法の間違いを指摘するタイミングは難しいものです。 理解に差し支えのない細かい間違いを話の腰を折って都度直されると、間違いを恐れて話せなくなります。しかし本当に気になる間違い、そのままだと誤解を生んでしまうような間違いは話し終えた後でフィードバックをすると良いでしょう。

知らない言葉や表現はメモを取って覚えるよう指導する

覚えてもらいたい言葉やビジネスマナーなどはメモを取るようにフォローをすると良いです。毎日出てくる多くの知らない言葉をその都度覚えきれるものではありません。できれば自国語の訳をつけた本人なりの単語帳を作るよう指導すると、後々まで役に立つはずです。

外国人の日本語ビジネス研修をご検討の方へ

日本語オンラインスクールではビジネス現場を想定したカスタマイズレッスンのご提供が可能です。また、受講生のそれぞれの日本語能力とご希望に応じたカリキュラムを構築し、また、ご予算に合わせた最適な研修も可能ですので予算・人数・期間・到達目標などをお伺いして、最適なプランをご提案させていただくサービスをご用意しています。

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