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外国人社員の安全を守るー製造業・建設業で必須の日本語の安全指示研修とは

2025年11月19日 公開

ここ数年、日本の製造業界・建設業界では人材不足が大きな課題となっています。
高齢化の進行や若年層の現場離れにより、国内で必要な労働力を確保することが難しくなっているため、多くの企業が外国人社員の採用を進めています。

特に「技能実習」「特定技能」などの制度を活用して、ベトナム・インドネシア・ミャンマー・フィリピンなど、アジア各国から多くの人材が来日。日本の“ものづくり”や“インフラ整備”を支える重要な存在となっています。

しかし、外国人社員の受け入れが進む一方で、企業側が直面するのが「日本語による安全指示の伝達」という壁です。多くの外国人社員は日常会話レベルの日本語は理解できますが、現場特有の略語や指示表現、業界用語となると理解が難しくなります。
例えば「養生しておいて」「アース落として」「型枠外して」など、教科書には出てこない表現が飛び交うのが現場です。

■ 現場で起きやすい“日本語の誤解”が事故を招く

実際に、建設・製造現場では「日本語の誤解」が事故やトラブルを引き起こすケースが少なくありません。日本人同士なら感覚的に理解できる指示も、外国人社員には曖昧に聞こえることがあります。

たとえば建設現場では、

  • 「ちょっとどけといて」=(どこに?どの方向に?どのくらい?)
  • 「もうちょっと下げて」=(下げるとは何をどの位置まで?)
  • 「そこ危ないから気をつけて」=(具体的にどこが危ない?どう気をつける?)

製造現場でも、

  • 「ライン止めるよ」=(誰が止める?自分が操作していいのか?)
  • 「そっちはやらなくていい」=(どの範囲が“そっち”?)
    といった曖昧な表現が頻発します。

こうした誤解はヒヤリ・ハット(危うく事故になりそうだった事例)につながることも多く、企業の安全担当者からも「外国人社員が安全指示を十分に理解できていない」との声が上がっています。

■ 安全教育=マニュアル翻訳では不十分

多くの企業では、安全教育の際に英語や母語でマニュアルを配布したり、通訳を介して研修を実施するケースもあります。もちろんそれも大切な取り組みですが、実際の現場では「その場での指示理解力」が求められます。

つまり、安全確保には「現場での日本語理解力」そのものが欠かせません。
日本語のニュアンスを理解し、即座に行動できる力が、事故防止に直結します。

そのため、“安全教育の日本語”を鍛えることは、安全教育の一部ではなく、命を守る基礎スキルなのです。

例えば、以下の日本語教材ではより現場での安全教育における実践的なコミュニケーション力を養うことができます。扱うテーマは「品質」「安全」「作業効率」「報告・連絡・相談」など、現場のリーダー層や熟練工にも役立つ内容です。

特に、外国人が苦手としやすい「トラブル報告」や「上司への相談」の言い方を丁寧に取り上げており、実際の会話例がそのまま現場で使えるレベルです。
また、付録には指導者(日本人側)向けの解説も含まれており、教育担当者が教える際のサポートツールとしても重宝します。

「ゲンバの日本語 応用編ー働く外国人のための日本語コミュニケーション」

https://www.3anet.co.jp/np/books/4232/

■ 弊社のオンライン日本語研修の特徴

弊社・日本語オンラインスクールでは、製造業・建設業を中心に多数の日本語研修の実績があります。また、研修はすべてオンラインで実施できるため、地方拠点や海外在住の外国人社員も受講可能。PC・タブレット・スマートフォンなど、手持ちの端末から受講できる柔軟な体制を整えています。

さらに、企業ごとにヒアリングを行い、現場環境・作業内容・国籍構成・既存の安全教育内容などを踏まえて、現場のニーズにあわせた日本語研修のカリキュラムのご提案が可能です。先ほど紹介をさせていただきました「ゲンバの日本語」シリーズの教材を使いつつ、より実践的な現場で使える日本語研修のご提案も可能です。

■ 研修導入の流れ

  1. 事前ヒアリング
     企業様の課題・現場環境・参加者レベルをヒアリング。
  2. カリキュラム設計
     業種・職務内容・安全マニュアルを基にレッスンプランを設計。
  3. レッスン実施(オンライン)
     日本語講師がリアルタイムで指導し、発話・聞き取り・復習を繰り返す。
  4. フィードバック・報告書提出
     各回の受講状況・理解度・課題点を企業担当者に報告。
     必要に応じて次回内容を改善・追加。

まとめ:安全は“伝わる日本語”から生まれる

外国人社員が安心して働ける現場をつくるためには、設備やルールだけでなく、「伝わる言葉」「理解できる日本語」を整備することが欠かせません。

安全教育に関する日本語研修は、単なる語学トレーニングではなく、大切な従業員の方々の命を守るためのコミュニケーション研修です。

外国人社員の安全意識を高め、現場全体のチームワークを強化するために、
ぜひ弊社のオンライン日本語研修をご活用ください。
御社の業種・現場特性に合わせたオーダーメイドのカスタマイズレッスンで、
「安全・安心・生産性の高い職場づくり」を全力でサポートいたします。

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