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ミャンマー人社員社員向け日本語ビジネス研修ー基礎

2025年6月12日 公開

日本では少子高齢化が進み、多くの業種で外国人材の受け入れが拡大しています。製造業、建設、介護、サービス、ITといった分野では、ミャンマー人社員の活躍も年々増えています。

特にミャンマー人の真面目で勤勉な国民性は日本企業とも親和性があり、ミャンマー人材の採用と定着に力を入れる日系企業が増えてきています。また、技能実習や特定技能、留学生から正社員へとステップアップするケースも多く、日本社会の一員として長く働く方が増えています。

参考:東洋経済ONLINE-「ミャンマー人は有能」日本企業が太鼓判を押す訳

一方で日本語や文化の違いが原因で職場にうまくなじめず、せっかくの優秀な人材が離職してしまう例もあります。そのため、今注目されているのが、ミャンマー人社員向けの日本語研修です。

どのくらいの学習期間で、どれくらい日本語が伸びるのか?

外国人社員の日本語学習の進捗がひと目でわかる!人事向け「月次レポート」について

日本語だけでは足りない?職場で求められる「働く力」

日本で働くミャンマー人社員の多くが感じるのが、「日本語が話せても、職場でのやりとりが難しい」という壁です。これは、言語スキルだけでなく、日本人の働き方やビジネスマナーを理解していないと、円滑なコミュニケーションが難しいためです。

たとえば、

  • 上司にどうやって相談すればよいか分からない
  • 相手が怒っているのか、ただ真面目なのか分からない
  • 指示された仕事をそのままやったのに、なぜか注意された

こうしたギャップは、ミャンマーと日本の職場文化の違いから生まれています。
だからこそ、言葉と文化の両方を学ぶ日本語研修が必要なのです。

ミャンマーの文化を理解すること

日本の文化に合わせるだけでなく、ミャンマー独自の文化背景を企業側が理解することも欠かせません。

たとえば:

  • 仏教行事や瞑想時間に配慮する
  • 穏やかなコミュニケーションスタイルを尊重する
  • 集団より個人に話しかける方が効果的な場面もある

こうした相互理解があることで、ミャンマー人社員の持つ誠実さ・勤勉さ・柔軟性といった長所が職場で十分に活かされるようになります。

ミャンマーと日本のビジネスマナーの違いとは?

① 指示を待つ vs 自ら動く

ミャンマーの職場では、上司からの具体的な指示を待つ文化があります。一方、日本では「言われる前に動く」ことが評価され、「主体性」や「気づき」が求められます。

② 表情と態度の違い

ミャンマー人は基本的に穏やかで、笑顔を絶やさない人が多い一方、日本のビジネス現場では真顔で働くのが普通。これに驚く方も多く、「冷たい」と感じてしまうケースもあります。

③ 礼儀のスタイル

ミャンマーでも年長者や目上の人を敬う文化がありますが、日本では言葉遣い(敬語)やお辞儀のしかたなど、形式的なマナーが重視されます。ミャンマーの「心を込める」文化と、日本の「型を重んじる」文化には違いがあります。

④ 宗教と職場

ミャンマーでは仏教の影響が強く、穏やかな人間関係や精神的な安定を大切にする文化があります。日本では宗教をあまり表に出さず、「時間厳守」や「成果重視」の文化が強いという違いもあります。

ミャンマー人社員向け 日本語研修の実例

当スクールでは、ミャンマー人社員が日本の職場で安心して働けるよう、以下のようなオンライン日本語研修を提供しています。

① 「報連相(ほうれんそう)」を身につける

日本の職場では、自分から報告・連絡・相談することが信頼につながります。

研修内容例:

  • 上司への報告のロールプレイ
  • 問題発生時の相談方法
  • チームメンバーへの連絡の仕方

② 敬語とビジネス日本語の基礎習得

目上の人との会話、メール、電話など、敬語を適切に使えるようにします。

研修内容例:

  • 社内・社外でのあいさつ・自己紹介の練習
  • メールの定型文や返信方法の練習
  • 電話対応のフレーズ習得

③ 「空気を読む」力と曖昧な表現の理解

相手の表情・言葉の裏にある意図を感じ取る力を育てます。

研修内容例:

  • 曖昧な表現の意味を読み取るトレーニング
  • 「直接言わない」日本人の伝え方の理解
  • 相手を傷つけない伝え方(クッション言葉)の練習

豊富な実績とノウハウを持つ日本語オンラインスクールのご紹介

私たち日本語オンラインスクールでは、これまでに多数のミャンマー人社員への研修実績を持ち、企業様ごとのニーズに合わせた柔軟な研修カリキュラムをご提供しています。

また弊社の日本語講師はすべてビジネス経験を持つ日本語教育のプロフェッショナルになります。初級から中上級までの日本語力に対応し、ビジネスマナーを含めた実践的な研修が可能です。オンラインだからこそ、現地での研修やリモートワーク中の学習にも対応できます。

オンラインでどこからでも受講可能、安心のサポート体制

当スクールの研修はすべてオンラインで提供しており、ミャンマー国内はもちろん、世界中どこからでも受講が可能です。また、受講者が安心して学習を進められるよう、専任の講師による個別サポートや、学習進捗の管理、定期的なフィードバックなど、充実したサポート体制を整えています。

カスタマイズレッスンではケーススタディやロールプレイを取り入れた実践型の研修では、実際のビジネスシーンを想定しながら学習することができます。これにより、学んだ知識を即座に実践に活かすことが可能になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。当記事ではミャンマー人社員向けの日本語ビジネス研修の基礎について紹介していきました。弊社ではミャンマー人向けのビジネス日本語研修の事例が多数ございます。もし導入にご興味のある方がいらっしゃいましたらぜひ気軽にご相談をいただけますと幸いです。

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