外国人が日本語学習でくじけるポイントまとめ

日本語を学ぶ外国人は、口を揃えて言います。
「日本語はむずかしい!」

読み書きは、漢字・ひらかな・カタカナと3種類も覚えなくてはならない。表現方法は、他の言語にない細かいニュアンスやキャラクター性、敬語まで使い分けなければならない。世界でも最も特異な言語とも言われています。

私たちはあたり前に使いこなしている日本語ですが、外国人は具体的にどんな言葉が難しいと感じているのでしょう。一つ一つ例を見ていきましょう。

「ンとソ」「ツとシ」の区別

日本人であれば普通に使い分けているカタカナですが、外国人にとっては、微妙な線の傾きだけで区別するなんて難しすげる!と思うようです。思い返してみれば子どもの頃、何度も書き分けの練習をしたのではないでしょうか。実は書き分けのできない日本人も少なからずいるようで…。

カタカナ語や和製英語

日本で一般的に使っているカナカナ言葉は、英語由来だから外国人にとってはわかりやすいでしょ? そんな風に思っていませんか? 「マクドナルド」が全く外国人には通じないのは有名ですね。外来語は、発音もイントネーションも元の英語とは全く異なるため、かえって外国人にとってはわかりづらいものなのです。ましてや和製英語などわかるはずもありません。

「パソコン」元はパーソナルコンピューターですからもちろん通じません。
「ノートパソコン」こちらも和製英語。正しくはラップトップです。
「コンセント」電源はアウトレット、ソケットと表現します。
「アフターサービス」カスタマーサービスが正解。
「ウォーミングアップ」なぜこうなったのでしょう。英語ではウォームアップ。
「マフラー」外国人には車のマフラーしか思い浮かびません。正しくはスカーフ。
「アレルギー」は通じません。アレルジーが正しい発音。

紛らわしい表現

日本人でも紛らわしいと感じることのある表現は、外国人にはとても難しいんです。例えば「大丈夫」。おかわりしますか?「大丈夫です」。この場合は「いいえ、いりません」が正解ですが、外国人にとっては大丈夫=OK。「おかわりできます」と理解するのが普通です。

似たような表現では、了承の意味と断る意味の二つがある「いいです」も、どっちの意味なの?と、とても迷うようです。
「結構です」も、今ではほとんどが断る意味でしか使われなくなりましたが、褒める意味での「結構」もあります。

同音異義語

​同じ音で違う意味がある言葉「同音異義語」は、よく使われる日本語の中にも、無数にあふれています。私たちは当たり前に使い分けていますが、これを覚えるのはなかなか大変なようです。

例えば、
「しんちょう」身長・慎重・新調
「きかん」期間・機関・気管・帰還
「じしん」地震・自信・自身
「いし」石・意思・医師 

「あげる」「くれる」「もらう」の使い分け

文法用語でいう授受表現、「あげる」「くれる」「もらう」は非常にややこしい表現です。

主語である「私」が誰かにものを渡すときは「あげる」と言い、主語「誰か」が私にものを渡すときは「くれる」と日本語では表現しますが、英語の場合はどちらも「give」です。

主語が変わって「私」が誰かにものを渡された時は「もらう」となり英語の場合「get」になります。「あげる」「くれる」の使い分けは特に難しいようです。

さらに、「教えてあげる」「教えてくれる」「教えてもらう」など動詞と合わせて使われることが多いためより難しく感じるそうです。

長音・撥音・促音

私たちが当たり前に発音している言葉でも、外国人にとっては難しい発音があります。それは「長音(ちょうおん)」「撥音(はつおん)」「促音(そくおん)」の3つです。

長音の例では「おばあさん」と「おばさん」。この2つは同じにしか聞こえないそうです。同じにしか聞こえないものを発音するのは困難なのです。

「かんたん」「びよういん」など撥音を使う言葉も、「かた」「びようい」となってしまいます。

意外なことに促音の小さな「っ」も発音しづらいとのこと。Twitterは元は英語ですが、英語の発音では「トゥイダァ」。「ツイッター」とはなかなか発音できないそう。「切手」は「きて」、「学校」は「がこう」となってしまうのです。

このように、ほんの一部を紹介しただけでも外国人にとっての日本語の難しさが伝わったのではないでしょうか。ここに挙げた以外にも、敬語を使い分けたり、性別や年齢で使う言葉が違ったり、主語を使わずに会話したり、さらには方言まで! 私たちが無意識に使っている日本語ですが、外国人にとっての日本語学習は、覚えなくてはならないことだらけなのです。

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